シャンプーを使わず、お湯だけで髪を洗う「湯シャン」。
頭皮にやさしそうな一方で、男性がやるとニオイやベタつきが出ないか不安になります。
湯シャンは向く人と向かない人がはっきり分かれる洗い方です。
この記事では、お湯だけで落ちるもの・落ちないもの、正しいやり方、やめたほうがいいサインを整理します。
湯シャンは、整髪料を使わない日や、頭皮が乾燥しやすい人に向く洗い方です。
ワックスやジェルを毎日使う人、皮脂が多い人は、お湯だけでは落としきれません。毎日の湯シャンより「シャンプーの日と湯シャンの日を分ける」併用から始めるのが失敗しにくい方法です。
湯シャンで薄毛が改善するといった根拠はないので、頭皮の状態を見ながら判断しましょう。
かんたん診断|湯シャンで気になることは?
Q. いちばん近い悩みはどれですか?
湯シャンとは?お湯だけで落ちるもの・落ちないもの
湯シャンは、シャンプーを使わずに熱すぎないぬるま湯だけで頭皮と髪を洗う方法です。
まずは「お湯で何が落ちるのか」を知っておくと、向き不向きを判断しやすくなります。
お湯だけでも、汚れや皮脂はある程度落ちる
パナソニックの美容家電サイトに掲載された花王の研究員との対談では、シャンプー前にお湯ですすぐ「予洗い」で、ある程度の汚れや皮脂を落とせると紹介されています。
ただし、これはシャンプーの前に行う予洗いの話です。
湯シャンは予洗いを丁寧にしてシャンプーを省く洗い方なので、お湯だけでは落としきれないものがある点に注意が必要です。
整髪料や多めの皮脂は、お湯だけでは落ちにくい
ワックスやジェル、スプレーなどの整髪料は油分や樹脂を含むため、お湯だけでは髪や頭皮に残りやすくなります。
皮脂が多い人も同じで、落としきれなかった皮脂がニオイやベタつきの原因になることがあります。
湯シャンが向いている人・向いていない人
湯シャンを続けられるかどうかは、整髪料の使い方と頭皮の皮脂量でほぼ決まります。
向いている人整髪料をほとんど使わない人。シャンプーで頭皮がつっぱる・乾燥する人。在宅勤務などで汗や汚れが少ない日が多い人。
向いていない人ワックスやジェルを毎日使う人。夕方に頭皮がベタつく、ニオイが気になる人。運動や外回りで汗を多くかく人。
※この表は横スクロールできます
| 洗い方 | 良い点 | 気をつけたい点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 毎日シャンプー | 整髪料や皮脂をしっかり落とせる | 洗浄力が強いと乾燥することがある | 整髪料を毎日使う人・皮脂が多い人 |
| 毎日湯シャン | 頭皮の皮脂を取りすぎない | 整髪料や皮脂が残りやすい | 整髪料を使わず乾燥しやすい人 |
| シャンプーと湯シャンの併用 | おすすめ汚れを落としつつ洗いすぎを防げる | どの日にシャンプーするか決める必要がある | 湯シャンを試してみたい人の多く |
失敗しにくい湯シャンのやり方5ステップ
湯シャンはシャンプーを使わない分、すすぎ方で仕上がりが変わります。次の順番で行いましょう。
乾いた状態でブラッシングする
髪のもつれをほどき、頭皮のほこりを浮かせておきます。
熱すぎないぬるま湯で地肌まで濡らす
熱いお湯は皮脂を取りすぎるので避けます。髪の表面ではなく、地肌にお湯を当てる意識で濡らします。
指の腹で頭皮を動かしながら洗う
シャワーを当てながら、生え際・頭頂部・後頭部・耳の後ろの順に、指の腹で頭皮を動かします。
シャンプーの日より長めにしっかりすすぐ
皮脂が残りやすい頭頂部と襟足は、特に丁寧に流します。
タオルで水分を取り、根元から乾かす
湿ったままだと蒸れやすいので、ドライヤーで頭皮まで乾かします。
いきなり毎日湯シャンにしないほうがいい理由
シャンプーをやめると、最初の数日は頭皮のベタつきやニオイが気になることがあります。
いきなり毎日湯シャンに切り替えるより、少しずつ回数を減らすほうが続けやすいです。
おすすめは「整髪料を使った日はシャンプー」の併用
ワックスやジェルを使った日、汗を多くかいた日はシャンプー、それ以外の日は湯シャン、と決めておくと迷いません。
休日だけ湯シャンにするところから始めるのも一つの方法です。
シャンプーする日は、低刺激のものを少量で
湯シャンを試したくなるのは、シャンプーで頭皮が乾燥する人が多いはずです。
シャンプーの日も、洗浄力がおだやかなものを少なめに使うと、乾燥しにくくなります。
湯シャンのデメリットと、やめたほうがいいサイン
次のような変化が出たら、湯シャンが合っていない可能性があります。
シャンプーを使う洗い方に戻して様子を見ましょう。
夕方になると頭皮がベタつく・ニオう
皮脂がお湯だけでは落としきれていないサインです。シャンプーの回数を増やしてください。
フケやかゆみが増えた
皮脂や汚れが残ると、フケやかゆみにつながることがあります。
シャンプーに戻しても続く場合は、皮膚科で相談しましょう。
赤みや湿疹が出た
頭皮に炎症が起きている可能性があります。
自己判断で洗い方を変え続けず、早めに皮膚科を受診してください。
湯シャンを続けるのに役立つアイテム4選
湯シャン用のブラシ、シャンプーの日に使う低刺激シャンプー2本、乾燥対策のローションを選びました。
全部そろえる必要はなく、悩みに合うものだけで十分です。
お湯だけでは洗えた気がしないなら:頭皮用ブラシ
指だけでは頭全体を均一に洗いにくい人は、ブラシを使うと短時間でまんべんなく頭皮を動かせます。
マペペ リラクシングスカルプケアブラシ〈ソフト〉
マペペの頭皮用ブラシで、シャンプーブラシと頭皮もみほぐしの1つで2役として販売されています。〈ソフト〉タイプなので、湯シャンのときに指だけでは洗いにくい部分を補助したい人の候補です。
向いている人お湯だけでは洗い残しが気になる人。爪を立てずに頭皮を洗いたい人。
向いていない人頭皮に傷や強いかゆみがある人。
詳細を見る
- 商品の特徴: シャンプーブラシ兼もみほぐしブラシ/〈ソフト〉タイプ
- 確認ポイント: 強く押し付けず、頭皮を動かす程度の力で使ってください。販売ページによって色が異なるため、注文時に確認してください。
3つの販売店で価格・在庫・ポイント還元を比較できます。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
シャンプーの刺激が気になるなら:2e シャンプー
シャンプーで頭皮がつっぱる、ヒリつくことが湯シャンを考えたきっかけなら、シャンプーの日の1本を低刺激のものに替えるのも選択肢です。
資生堂 2e(ドゥーエ)シャンプー 350mL
資生堂の敏感肌向けブランド2eのシャンプー。無香料・弱酸性で、敏感肌の人の協力によるパッチテストやアレルギーテストを行っているとされています。湯シャンと組み合わせて、シャンプーする日にだけ使う1本の候補です。
向いている人シャンプーで頭皮がつっぱる・ヒリつく人。湯シャンと併用する低刺激の1本を探している人。
向いていない人整髪料をしっかり落とす強い洗浄力を求める人。
詳細を見る
- 商品の特徴: 350mL/無香料/弱酸性/敏感肌向けの低刺激処方
- 確認ポイント: すべての人に刺激が起きないわけではありません。赤みやかゆみが出たら使用を中止してください。
3つの販売店で価格・在庫・ポイント還元を比較できます。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
シャンプーの日用に1本用意するなら:カウブランド 無添加シャンプー
湯シャンと交互に使うなら、シャンプーの日用に1本用意しておくと迷いません。
カウブランド 無添加シャンプー うるおいケア ポンプ付 470mL
牛乳石鹸のカウブランド無添加シリーズのシャンプー。ポンプ付きの470mLボトルで、湯シャンと交互に使うシャンプーを1本用意したい人向けの候補です。
向いている人湯シャンと交互に使うシャンプーを1本用意したい人。
向いていない人フケ・かゆみ対策の薬用シャンプーを探している人。
詳細を見る
- 商品の特徴: 470mL/ポンプ付/無添加シリーズ
- 確認ポイント: 詰め替え用も販売されています。購入前に本体か詰め替えかを確認してください。
3つの販売店で価格・在庫・ポイント還元を比較できます。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
頭皮の乾燥が続くなら:キュレル 頭皮保湿ローション
洗い方を見直しても頭皮のカサつきが続く人は、乾かした後に頭皮用のローションで保湿を足す方法があります。
キュレル 頭皮保湿ローション 120mL
乾燥しやすい頭皮向けの保湿ローション。潤浸保湿セラミド機能成分とユーカリエキスを配合し、無香料・エタノールフリーで、乾かした後の頭皮に直接なじませて使います。湯シャンに替えても頭皮の乾燥やカサつきが気になる人の補助ケアです。
向いている人湯シャンやシャンプーを見直しても、頭皮のカサつきが続く人。
向いていない人頭皮のベタつきやニオイが一番の悩みの人。
詳細を見る
- 商品の特徴: 120mL/セラミド機能成分・ユーカリエキス配合/無香料・エタノールフリー
- 販売単位: AmazonはAmazon限定のおまけ付きページです(本体は120mL1本)。
- 確認ポイント: かゆみや赤みが強い、フケが大量に出る場合は皮膚科で相談してください。
3つの販売店で価格・在庫・ポイント還元を比較できます。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
よくある質問
湯シャンで薄毛や抜け毛は改善しますか?
湯シャンで薄毛が改善するという根拠はありません。男性の薄毛でよく見られるAGAは、遺伝と男性ホルモンが主な原因とされています。抜け毛が気になる場合は、洗い方より先に専門の医療機関への相談を検討してください。
湯シャンを始めると、最初はベタつきますか?
最初の数日はベタつきやニオイが気になることがあります。気になる場合は毎日湯シャンにせず、シャンプーの日と湯シャンの日を交互にするところから始めましょう。
ワックスを使った日も湯シャンで大丈夫ですか?
ワックスやジェルはお湯だけでは落ちにくいので、整髪料を使った日はシャンプーで洗うのがおすすめです。
湯シャンのお湯の温度は何度がいいですか?
熱すぎないぬるま湯が目安です。熱いお湯は皮脂を取りすぎて乾燥しやすく、冷たすぎると皮脂が落ちにくくなります。
湯シャンの日もドライヤーは必要ですか?
必要です。湯シャンの日も頭皮が湿ったままだと蒸れやすいので、根元からドライヤーで乾かしましょう。
湯シャン用のシャンプーやブラシは必要ですか?
必須ではありません。指の腹で丁寧に洗えていれば、お湯だけで始められます。洗い残しが気になる場合や、シャンプーの日の刺激が気になる場合に、ブラシや低刺激シャンプーを足す形で十分です。
まとめ|湯シャンは「毎日」より「使い分け」から
- お湯だけでも汚れや皮脂はある程度落ちるが、整髪料や多めの皮脂は残りやすい。
- 整髪料を使わない人、頭皮が乾燥しやすい人に向いている。
- いきなり毎日湯シャンにせず、整髪料を使った日はシャンプーの併用から始める。
- ベタつき・ニオイ・フケが増えたらシャンプーに戻し、赤みや湿疹は皮膚科へ。
まずは整髪料をつけない休日だけ、湯シャンを試してみてください。



コメント