「毎日ケアしているのに、夕方には顔がテカる」「化粧水がしみるようになった」と感じる男性は、ケアのやり方が肌にとって逆効果になっている可能性があります。
本記事では、洗顔・保湿・日焼け止め・髭剃りの手順で男性がやりがちなNGを10個に絞り、直し方をまとめました。
全部を一度に直す必要はありません。当てはまるものから1〜2個ずつ見直してください。
スキンケアの失敗は、「洗いすぎ・こすりすぎ」と「保湿・日焼け止めの不足」の2つに分けられます。
- まずやめるもの:熱いお湯での洗顔、手でこする洗い方、鼻パックの使いすぎ
- 次に足すもの:化粧水のあとの乳液、朝の日焼け止め
- 秋冬でも日焼け止めは続け、アイテムは3つから始める
かんたん診断|見直したいケアの1本をチェック
Q. 見直したいケアは?
まず確認|スキンケアが逆効果になっているサイン
洗いすぎやこすりすぎが続くと、肌の表面でうるおいを守る働き(バリア機能)が弱まりやすくなります。
次のような状態が続くなら、ケアのやり方を見直すタイミングです。
- 洗顔のあと、顔がつっぱる感じがしばらく続く
- いつもの化粧水がしみるようになった
- 頬や小鼻のまわりが赤くなりやすい
- 皮脂をしっかり落としているのに、夕方には顔がテカる
- 髭剃りのあと、ヒリヒリする日が多い
2つ以上当てはまる人は、下の早見表で原因になりやすいNGを探してみてください。
メンズスキンケアNG10選と直し方の早見表
10個のNGと、今日からできる直し方をまとめました。
詳しい理由と手順は、続く各章で1つずつ解説します。
| 分類 | やりがちなNG | 直し方 |
|---|---|---|
| 洗顔 | NG1:朝も強い洗顔料でゴシゴシ洗う | 朝は軽く朝はぬるま湯か、やさしい洗顔料で短く済ませる |
| 洗顔 | NG2:熱いお湯で顔を洗う | 温度を下げる体より低めの、ぬるいと感じる温度で洗う |
| 洗顔 | NG3:泡立てずに手でこする | 泡で洗う泡を顔にのせ、手が肌に直接当たらないように洗う |
| 保湿 | NG4:化粧水だけで終わらせる | フタをする化粧水のあとに乳液かクリームを重ねる |
| 保湿 | NG5:保湿を飛ばして日焼け止めを塗る | 順番を守る化粧水→乳液→日焼け止めの順に塗る |
| 日焼け止め | NG6:量が少なく、塗りムラがある | 量を守る商品に書かれた量を5点に置いて広げる |
| 日焼け止め | NG7:秋冬は日焼け止めをやめる | 通年で使う季節で使い心地を変えて、一年中続ける |
| 髭・毛穴 | NG8:髭剃り後に何も塗らない | すぐ保湿剃ったあとは時間をあけずに保湿する |
| 髭・毛穴 | NG9:鼻パックや吸引器で角栓を取り続ける | 頻度を減らすはがす・吸うケアは控えめにし、洗顔と保湿を続ける |
| 続け方 | NG10:アイテムを一気に増やす | 3つに絞る化粧水・乳液・日焼け止めから始める |
洗顔でやりがちなNG3選
洗顔のNGは「落としすぎ」と「こすりすぎ」です。皮脂が気になる男性ほど、洗い方が強くなりがちです。
NG1:朝も強い洗顔料でゴシゴシ洗う
朝も洗浄力の強い洗顔料で、手のひらで顔をこするように洗う。「スッキリするから」と毎朝続ける。
朝はぬるま湯で流すか、やさしい洗顔料を泡立てて短く洗います。
皮脂を落としすぎると肌が乾きやすくなり、時間がたってからテカりやすくなることがあります。
皮脂が多い人ほど「落としすぎない洗顔と、その後の保湿」をセットで考えます。
NG2:熱いお湯で顔を洗う
シャワーの熱いお湯を顔に直接当てて、そのまま洗い流す。寒い季節ほど温度が高くなる。
熱いお湯は、肌に必要な皮脂まで落としやすく、乾燥の原因になります。
皮膚科のコラムでは、33〜35℃程度のぬるま湯が目安とされています。
シャワーで体を洗う日も、顔だけは温度を下げるか、洗面台でぬるま湯を使うと調整しやすいです。
NG3:泡立てずに手でこする
洗顔料を手に出して、泡立てないまま顔に塗り広げる。泡が少ないので、指に力が入る。
泡が少ないと、手と肌が直接こすれて刺激になります。
洗顔料はしっかり泡立て、泡を顔にのせて転がすように洗います。
すすぎも、タオルでふくときも、こすらずに押さえるのが基本です。
泡立てが面倒な人は、泡立てネットや泡で出てくるタイプを使うと楽になります。
保湿でやりがちなNG2選
保湿のNGは「足りない」ことです。ベタつきが苦手な男性ほど、化粧水だけで終わらせがちです。
NG4:化粧水だけで終わらせる
洗顔後に化粧水をつけて終わりにする。乳液やクリームは「ベタつくから」と使わない。
化粧水は肌に水分を補う役割、乳液やクリームは水分が逃げないようにフタをする役割です。
化粧水だけだと、補った水分が時間とともに逃げやすくなります。
化粧水をなじませるときは、手のひらで押さえるように。強くたたく(パッティングする)と刺激になります。
1本で済ませたい人は、オールインワンでも構いません。
NG5:保湿を飛ばして日焼け止めを塗る
時間のない朝に、洗顔のあとすぐ日焼け止めだけを塗る。
洗顔→化粧水→乳液(またはオールインワン)→日焼け止めの順に塗ります。
乾いた肌の上では日焼け止めが均一にのりにくく、ムラやヨレが出やすくなります。
乳液は少なめにして、なじんでから日焼け止めを重ねるとベタつきにくいです。
日焼け止めでやりがちなNG2選
日焼け止めのNGは「量が足りない」ことと「夏しか使わない」ことです。
どちらも、塗っているつもりで効果を十分に活かせていない状態です。
NG6:量が少なく、塗りムラがある
ベタつくのが嫌で、日焼け止めを少しだけ手に取り、指先で点々と広げる。
鼻・フェイスライン・耳・首は塗らない。
日焼け止めは、商品に書かれた使用量を守ることが大切です。
量が少ないと、表示どおりの紫外線カット効果が得られにくくなります。
適量を手に取り、両ほお・額・鼻・あごの5点に置いてから広げると、ムラになりにくいです。
鼻・フェイスライン・耳・首の後ろは塗り忘れやすいので、最後に確認します。
汗をかいたりタオルでふいたりしたら、塗り直しましょう。
NG7:秋冬は日焼け止めをやめる
涼しくなったら「もう焼けない」と考えて、日焼け止めを使わなくなる。
紫外線は季節や天気で量が変わるものの、一年中降り注いでいます。
花王の解説では、曇りの日でも晴れた日の約50%の紫外線があるとされています。
秋冬は、夏用のさっぱりした日焼け止めから、保湿感のあるタイプに替えると続けやすいです。
外にいる時間が長い日は、2〜3時間ごとの塗り直しが目安です。
髭・毛穴ケアでやりがちなNG2選
髭剃りと毛穴は、男性ならではの悩みです。「剃りっぱなし」と「取りすぎ」がよくある失敗です。
NG8:髭剃り後に何も塗らない
髭を剃ったあと、水で流してそのまま着替える。ヒリヒリしても放っておく。
刃が肌の表面をなでるため、剃ったあとの肌は乾きやすく、刺激を感じやすい状態です。
剃ったら時間をあけずに、アフターシェーブローションや化粧水、乳液で保湿します。
ヒリつきが気になる人は、アルコールやメントールが入っていない、刺激の少ない処方を選ぶと使いやすいです。
ZIGEN アフターシェーブローション 130mL
ノンアルコール・ノンメントールの低刺激処方アフターシェーブローション。高保湿で、髭剃り後のヒリつきが気になる人に向きます。
向いている人髭剃り後のヒリつきが気になる人。
向いていない人スースーする清涼感を求める人。
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- 商品の特徴: アフターシェーブローション/ノンアルコール・低刺激/130mL
- 確認ポイント: 販売ページで容量・成分・最新キャンペーンをご確認ください。
2つの販売店で価格・在庫を比較できます。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
NG9:鼻パックや吸引器で角栓を取り続ける
鼻の黒ずみが気になって、はがすタイプの鼻パックを何度も使う。毛穴吸引器を同じ場所に当て続ける。
はがす・吸うケアは、角栓と一緒に肌の表面にも負担をかけます。
赤みや乾燥が出ることがあるため、使いすぎは避けます。
ふだんは泡洗顔と保湿で肌を整え、吸引器を使う場合も取扱説明書の時間と頻度を守ります。
続け方でやりがちなNG
最後は、ケアそのものではなく「続け方」のNGです。
NG10:アイテムを一気に増やす
やる気が出たタイミングで、化粧水・美容液・乳液・クリーム・パックをまとめて買い、全部を毎日使おうとする。
手順が多いほど面倒になり、続かなくなりやすいです。
最初は化粧水・乳液・日焼け止めの3つに絞り、朝と夜のタイミングを決めて習慣にします。
新しいアイテムは、1つずつ足していきます。
同時に増やすと、肌に合わないものが出たときにどれが原因か分からなくなります。
睡眠不足が続くと、肌の調子や顔の疲れた印象にも響きます。
夜のケアとあわせて、寝る時間も見直してみてください。
失敗を避けるための優先順位
10個すべてを今日から完璧にする必要はありません。
「やめるだけ」のものから先に直すと、無理なく進められます。
- 第1段階:肌に負担をかけるNG(NG1・NG2・NG3・NG9)→ 今日から「やめるだけ」
- 第2段階:保湿と髭剃り後の不足(NG4・NG5・NG8)→ 1週間かけて習慣にする
- 第3段階:日焼け止めの量と季節(NG6・NG7)→ 毎朝の最後に塗る流れを固定する
- 第4段階:アイテムの増やし方(NG10)→ 新しいものは1つずつ試す
NGを直すときにそろえたい基本の3アイテム
NGを直すついでに、化粧水・乳液・日焼け止めの3つがそろっているか確認しましょう。
すでに持っているなら、買い足す必要はありません。
まずは「化粧水→乳液→日焼け止め」の3つだけで十分です。
- ベタつきが苦手な人: さっぱりした化粧水でうるおいを補い、乳液は少なめの量から始めます。
- 髭剃り後にカサつく人: 乳液で水分の蒸発を防ぎ、朝夜の保湿を短時間で済ませる流れを作ります。
- 日焼け止めを塗り忘れる人: 朝のスキンケアの最後に日焼け止めを置き、洗面台に並べておきます。
UL・OS 薬用スキンブリージーローション 120mL
大塚製薬のメンズ化粧水。さっぱりした使い心地の薬用化粧水で、ドラッグストアでも手に入りやすい1本です。
向いている人汗や皮脂によるベタつきが気になり、さっぱり使える化粧水を探している人。
向いていない人しっとり系の保湿力を重視したい人。
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ルシード 薬用トータルケア乳液 100mL
髭剃り後や夜の保湿に使いやすい薬用乳液。ベタつきにくさを重視したい人向けですが、メントールの冷感が苦手な人は注意が必要です。
向いている人髭剃り後の乾燥やカサつきを、乳液で手早く整えたい人。
向いていない人メントールの冷感刺激が苦手な人、アルコール感が気になりやすい人。
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- 商品の特徴: マンダム公式で薬用トータルケア乳液として案内されている100mLの乳液。
- 確認ポイント: 医薬部外品の有効成分・使用上の注意・最新パッケージを販売ページで確認してください。
販売店ごとに価格・在庫・ポイント還元が変わります。最新の販売状況は各リンク先を確認してください。
サンカット パーフェクトUVジェル SPF50+ PA++++ 80g
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よくある質問
スキンケア初心者です。10個のうち何から直せばいいですか?
まずは「やめるだけ」で済むものから始めてください。熱いお湯で洗う(NG2)、手でこする(NG3)、鼻パックを続ける(NG9)は、今日から止められます。慣れてきたら、化粧水のあとに乳液を足す(NG4)を加えます。
直すために、高い化粧品を買い直す必要はありますか?
買い直す必要はありません。10個のうち多くは、洗い方や塗る順番、量の見直しで直せます。足りないものだけを、ドラッグストアで買える化粧水・乳液・日焼け止めから1つずつ足すほうが続けやすいです。
化粧水と乳液、どちらか1本にするならどちらですか?
肌の水分を補う化粧水と、水分の蒸発を防ぐ乳液は役割が違うため、できれば両方使います。1本で済ませたい場合は、両方の役割を持つオールインワンを選ぶ方法もあります。
日焼け止めは保湿の前と後、どちらに塗りますか?
保湿のあとに塗ります。化粧水→乳液→日焼け止めの順です。BBクリームを使う日は、日焼け止めのあとにBBクリームを重ねます。
これまでNGを続けてきました。肌への影響が心配です。
やりすぎのケアをやめて、洗顔後の保湿を続けるだけでも、肌の調子が落ち着いていくことはあります。ただし変化には個人差があります。赤み・かゆみ・痛み・ニキビが続く場合は、自己判断を続けずに皮膚科に相談してください。
直したのに、化粧水がしみる・赤みが引かない場合はどうすればいいですか?
しみる・赤くなる化粧品は、いったん使うのをやめてください。洗顔とスキンケアを最低限にしても症状が続く場合は、皮膚科を受診しましょう。受診するときは、使っていた商品名を控えておくと相談しやすくなります。
毛穴吸引器は使ってはいけませんか?
使うこと自体が禁止されているわけではありません。取扱説明書の使用時間と頻度を守り、同じ場所に当て続けないようにします。使ったあとは保湿をし、赤みや内出血が出た場合は使用を中止してください。
まとめ
メンズスキンケアの失敗は、「洗いすぎ・こすりすぎ」と「保湿・日焼け止めの不足」から起きやすいです。
- 洗顔は、ぬるま湯と泡でやさしく短く
- 化粧水のあとは、乳液かクリームでフタをする
- 日焼け止めは適量を守り、秋冬も続ける
- 髭剃りのあとはすぐ保湿し、鼻パックは控えめにする
- アイテムは3つから始め、1つずつ足す
「やることを増やす」前に「やめること」を見つけるほうが、肌の調子を整える近道です。
AUTUMN & WINTER CARE
秋冬に見直したい基本ケア
1. 保湿 洗顔後は化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームまで重ねます。
2. 唇と手 空気が乾く季節は、リップとハンドクリームを持ち歩きます。
3. 脱毛の計画 肌を出す機会が少ない時期に、脱毛の方法と通う回数を比べておきます。
季節が変わったら、今のケアに足りないものを1つずつ足すほうが続けやすいです。


